建築計画
2017.10.06

概要2|ロッジアって?

ロッジアによる自由で新しい住空間

 本提案における”リデザイン”では、古い既存住宅の断熱性能を利用し、自由で新しい住空間をつくる、ということを行っています。
 一般的に断熱改修といえば、既存壁を高断熱化する方法や高断熱のコアを挿入する方法が挙げられますが、それらは設計の自由度が低く、現在の多様化したニーズや、様々な建築デザインに対応することができないと考えます。

 そこで、断熱性能の低い既存壁は、自然エネルギーを取り込むのに有効であると考え、既存壁を縫うように親切壁を配置しました。この2種類の壁に挟まれた空間を「ロッジア」と名付け、エネルギーハーベスティングに活用します。
 ロッジアにより、住み手による温熱環境の調整が可能となります。夏季においては通風による熱の伝達・滞留の帽子、庇として機能することにより冷房負荷を削減します。冬季ではすべての窓を閉じることで、ロッジアは屋内外の緩衝空間として機能し、室内からの熱損失を抑制して暖房負荷削減を図ります。また、日中にはロッジア内が十分に暖まることが想定されます。その際、IoTを用いたシステムによって通知がされ、居住者がロッジアの内側の窓を開放することで、暖気を室内に取り込みます。