建築計画
2017.10.08

概要3|あたらしい材料技術

 1階リビング及び居室の床には「指向性蓄熱材」という新しい技術を搭載しています。26℃前後で相変化をする潜熱蓄熱材と水パックで構成されています。水の対流現象を用いることで熱移動に指向性を持たせた仕組みになっています。床下空間の熱が水に伝わり対流が起こることによって床方向へと熱が移動していきます。潜熱蓄熱材へと熱が移動することによって温度の低い水となるため、温度差が確保されることから、熱抵抗の大きい潜熱蓄熱材に蓄熱するよりも効率よく熱をためることが可能になっています。この指向性蓄熱材の技術は特許出願中です。

  南側、西側ロッジアに面した新設した壁を「WOOD. VIP」と名付けました。真空断熱材やネオマゼウス、シート型の潜熱蓄熱材を組み合わせて用いることで断熱性・蓄熱性を担保しつつ壁厚105 mmという薄い壁を実現します。
 また、新設壁として配置された北側の居室空間の壁は「WOOD. ALC」を用いた壁になっています。WOOD. ALCとネオマゼウスを組み合わせて用い高断熱の壁を実現しています。WOOD. ALCとは外壁用木製集成材のことで国内の伐採されたスギを利用して作られています。耐火性能に優れ、断熱性、調湿性を持つため室内空間の快適性に手助けします。