建築計画
2017.10.10

概要4|設備計画

 私たちは、快適性と健康性を担保しつつ、系統に大きく依存しない運用を可能とする住宅を目指します。現状のZEHが広く普及した将来を想定した場合、建物単体だけでなく、ネットワークのエネルギーまで考慮した計画を行う必要があると考えたからです。「わたしの家」では自立したエネルギー運用を普遍的に行えるように、設備製品そのものやその性能ではなく、市販の設備の設置方法や運用方法に工夫を施しました。

 具体的には、発電パネルの方向を太陽の動きに追尾させるPata-PataPVシステム、太陽熱集熱とヒートポンプ給湯器を併用した給湯設備、全熱交換器の外気導入口の季節に応じた切り替え、市販のエアコンを利用した床チャンバー空調などを提案しました。太陽光発電・太陽熱集熱の創エネ設備と蓄電池・ヒートポンプ給湯器の蓄エネ設備を上手に連携させることで、省エネおよび余剰電力の自家消費運用を図ります。

 また、IoTを用いた環境調整手法として、「勝手にECHONET Lite」を提案しました。「勝手にECHONETLite」はZEHの評価に含まれないコンセント負荷を対象とした制御システムであり、今後さらに重要性を増すと予測されるデマンドレスポンスを実現します。