建築計画
2017.10.12

概要5|海外への普及・展開

セーフモードによりコミュニティが広がる

 「わたしの家」には、豊かなコミュニティがまちへ広がるための提案の1つとして、災害時にZEHが地域のエネルギーハブとなる「セーフモード」があります。
 阪神・淡路大震災や東日本大震災では電気が完全復旧するために一週間を要しました。このような首都直下地震などの大規模な震災では、行政の支援が遅れると考えられており、食料、水、生活必需品の推奨備蓄量が3日分から7日分に変更されました。

 「わたしの家」のセーフモード時には、より少ないエネルギーで生活するために、季節・時間によって在室場所を変えて居住空間を限定し、パッシブ手法を活用することで、災害時に電気の復旧までにかかるといわれる1週間×8人分のエネルギー自給率を100%満たすことができます。また災害時に備え、近隣住民と協力し合い、生活に必要な食料や水の備蓄を行います。定期的に備蓄を消費することでコミュニティが生まれ、災害時に強い結束力を生むことができると私たちは考えます。
 そして、この「セーフモード」は課題先進国と呼ばれる日本から海外にも展開できる画期的なアイデアです。日本だけでなく、世界各国の災害時に活用できる提案だと考えています。