建築計画
2017.11.29

第4章 -わたしと家の約80年のものがたり-

2020年 わたしと家族のZEH

 子供が生まれた。仕事一辺倒だった自分の中にも意識の変化らしきものが起こり、この子との時間を仕事と同等以上に大切にしたいと考えるようにまでなった。夫も私の分まで働くと言ってくれている。産前休暇と育児休暇に際して、母親が都内から頻繁に足を運んでくれるようになり、いつしか家に泊まっていくことも多くなった

 子供が成長してからは、ワークライフバランスを考え、復職を機に在宅勤務ができる会社に転職した。これまでの仕事のキャリアをまったく使わない生活をするのも少しもったいないなと感じる気持ちがあったからだ。設計者がこの家に仕組んだデザインは、このライフスタイルの微妙な変化にもうまく対応してくれた。