日射量予測システムを用いた集熱併用ヒートポンプ給湯器と蓄電池の制御実証実験について 私たちは、早稲田大学のACROSS(スマート社会技術融合研究機構)に所属する3研究室(田辺研究室、若尾研究室、林研究室)が取
CASBEEとは、省エネルギーといった環境配慮に加えて室内の快適性や景観への配慮などを含めた総合的な建物の品質を5段階で評価するシステムです。「わたしの家」では、既存住宅の外皮を残す改修によって街並みの景観への配慮や鳥
BELSとは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling Systemの略であり、非住宅建築物の省エネルギー性能を第三者機関がガイドラインに沿って評価及び表示す
設計値は基準値から暖房設備で16GJ、換気設備で1GJ、給湯設備で1GJ、照明設備で10GJの合計39GJ(55%)の削減、さらに太陽光発電によって合計81GJ(114%)削減される算出結果が出ています。「わたしの家」
可動式水平幕とは、鉄骨の躯体に沿って水平に張られる遮熱ミラーレス生地のロールスクリーンのことです。大開口による日中の過度な照度や大きな吹き抜けによる空調領域の増大といったデメリットを緩和させる装置として機能します。また
1階リビングおよび居室の床には「指向性蓄熱材」という新しい技術をお搭載しています。26℃前後で相変化をする潜熱蓄熱材と水パックで構成されています。水の対流現象を用いることで熱移動に指向性をもたせた仕組みとなっています。
床下に設置したエアコンから空気を吹き出すことで「床下チャンバー空調」として利用します。床下の気密性や断熱性を確保し、さらに床材に「指向性蓄熱材」を用いることで、暖房時間の削減が期待されます。指向性蓄熱材は、次項でご説明
「わたしの家」に搭載されているHEMSとして、居住者の省エネに対する意識の向上や環境調整行動の促進を図った「勝手にECHONET Lite」、HP給湯器および創蓄連携システムのスケジュール制御を行う「HEMS Gate
太陽熱集熱器と電気でお湯を作るヒートポンプ(HP)給湯器を併用した給湯システムを提案します。太陽熱集熱器の貯湯タンクHP給湯器の貯湯タンクの市水流入口に直接接続することで、HP給湯器タンクに集熱器のタンクから温水が流入
Pata-Pata PVシステムとは、季節・時間ごとに太陽位置に合わせてパネルを1枚ずつ稼働させ、発電量を増大させる太陽光発電システムです。今回は展示時のみに実装しますが、発電パネルを東西面にパタパタと稼働可能な架台を
創エネ設備で生成したエネルギーを、蓄エネ設備と連携し、貯めたり利用したりする創蓄連携システムを導入しました。スマートハウス実現に向けた、共通の通信ルール「Echonet Lite」を利用しました。 太陽光パネルによる
「わたしの家」では、住宅と比較して更新周期が短い設備を設備コアとして集め、外周部に配置したため、設備機器の更新やメンテナンスが容易となっています。さらに高断熱化された高断熱設備コアはお風呂でのヒートショックを防止するな
室内には温度センサーがついており、それに対応したIoTを用いた【自作】の通知システム(写真の丸いもの)がロッジアの開閉運用を促してくれます。 たとえば、冬季の日中、ロッジア内の温まった空気の取入れを住み手に通知するこ
ロッジアの開閉の運用における、温熱環境への影響の把握のため、熱・換気回路網計算プログラム”NETS”を用いてシミュレーションを行いました。 ロッジア内の空気温度がリビング内を上回っていた8~1
ロッジア・屋根裏通気層という2つの環境的な工夫により住み手は温熱環境の調整が可能になります。冬季は暖かさを取り込み、夏季は開放して涼しくなります。今回は冬季・中間期・夏季にわけて詳細に検討しましょう。 【冬季】すべて